マルチメディア検定塾へようこそ。このサイトは、マルチメディア検定エキスパート合格者が合格方法、勉強方法、予想問題などを解説します。
財団法人、画像情報教育振興協会、通称CG-ARTS協会が実施している検定試験です。この検定では、コンピュータやインターネット等を活用し、画像や動画、音声などのディジタル情報をコミュニケーションをする際に必要な知識と技能を評価します。
この試験は、かつて1〜3級までありましたが、1級が廃止され、現在はベーシックとエキスパートに別れます。
ベーシックでは、マルチメディアの扱い方とインターネットを用いたコミュニケーション技術に関する基礎的なことを理解する能力を測ります。
エキスパートでは、ネットワークやコミュニケーション、プレゼンテーション技術についての専門的な理解と、Webサイトやシステム、製品開発のビジネスに知識を応用する能力を測ります。
パソコンに関することを中心に、携帯電話や地デジなどの日常生活で見かける工業製品などをよく知ることができます。また、インターネットビジネスや著作権を深く知ることができ、安全なWeb利用に役立ちます。
基本情報技術者試験や旧システムアドミニストレータ試験に比べれば、知名度は非常に低い検定です。
応募者数も毎年減少しており、このままでは他のCG-ARTS協会の検定試験と統合しかねません。
主にコンピュータ関連の問題が中心にありますが、家電製品等のディジタル分野の問題も多く、立ち位置がわかりにくいのが実情です。そのため、人気が上がっていない理由かもしれません。
ただ、最近ではスマートフォンを中心に、若者層のインターネット利用が増えています。学校や会社等が、マルチメディア検定を単位・賞与対象の資格にする動きが増えれば、人気が上がっていくでしょう。